令和5年10月28日(土)札幌市立大学まこまないキャンパスにおいて、令和5年度造園学会北海道支部大会を(公社)日本造園学会北海道支部と共催しました。
午前中は研究・事例報告として口頭発表とポスター発表を行い、午後からは「北海道の公園150年」と題してシンポジウムを開催しました。
令和5年度(2023年)は、太政官布達(布告)から150周年を迎える記念の年となったことから、これまでの我が国のそして北海道の都市公園の歴史や果たしてきた役割を振り返りつつ、公園の意義や必要性、将来に向けた公園のあり方を議論しました。
パネルディスカッションでは、特別講演をされた札幌市の近藤さんと函館市の大久保さんに加え、札幌市立大学の椎野亜紀夫教授、室蘭工業大学の市村恒士教授、北海道大学の愛甲哲也准教授の5名をパネリストに迎え、基調講演をされた専修大学の小林昭裕教授にコーディネーターとして進行をいただきました。学識者の3先生からは、研究を通じて得られた知見から北海道の公園の現状と課題、そしてこれからの展望につながる事例について画像や図表を交えて話題提供いただき、行政担当者との意見交換を通じて、北海道の公園の将来を考える上で示唆に富む議論が交わされました。